この世界には"喰魂"という異形の存在がいる。
人間と同様の姿をしている者も存在しており、人間に協力的な"善の喰魂"もいれば、人間の魂を喰らうべく暴れ回る"悪の喰魂"も居る。
そんな悪の喰魂を倒すために作られた組織が"鎮救熒"。
特殊な能力を持っている者達が様々な目的の為に集い、毎日悪の喰魂と戦っている。
その組織の中でも幹部級になると"罪裁者"と呼ばれる。
親友を目の前で喰魂に連れ去られたヘイルは、復讐のため鎮救熒に加入することになる。
忙しい日々の中で仲間と出会い、時には裏切られ、仲間を失いながらも
ヘイルは復讐の相手を探し求め、戦い、抗い続ける。
これは"理不尽"に全てを奪われた青年の
冷たく哀しき復讐劇である。