この世界には生まれた時から喰魂の者もいれば、人間から喰魂に変化した者もいる。
以下は人間から喰魂になる条件一覧である。
なお魔力の侵食のみで喰魂になった者は生神の血を持たないため、魂を喰らい悪の喰魂になるまでは"擬似喰魂"(半喰魂のようなもの)となる。
・喰魂の魔力に身体が侵食される
喰魂から放出される魔力は人間にとって有害。そのため人間の魔力が喰魂の魔力によって汚染される(または身体が蝕まれる)と喰魂になる。
この場合、研究次第では人間に戻る可能性があるらしい。
・血を介した契約、または飲ませる
喰魂の血を何らかの方法で飲むことで喰魂になる。能力の譲渡は血を介した契約であるため、これに含まれる。なお、基本的に人体が拒否反応を起こすため死に至る場合もある。
・薬、または生神の血による喰魂化
生神の血により喰魂は生まれたが、この生神の血をたった1滴摂取するだけで人間の体が拒否反応を起こし、血が体内に馴染むことで喰魂になる。とある組織ではその生神の純血をカプセルに入れ、薬として配布しているらしい。
・元始祖神(またはその分身)との契約
元始祖神、もしくはその始祖神が生み出した分身が喰魂であった場合、その喰魂と契約するには血を介する。生神の血が神の血によって中和されているため、魔力の毒を和らげるだけでなく、通常の喰魂の血と比べても安全である。
・負の感情による魔力の変異
人間には負の感情が存在する。強い負の感情は、喰魂が放った魔力の残滓を引き寄せてしまう。そのため"その場に喰魂がいなかった"としても魔力を引き寄せ、侵食されるケースが存在する。なおこの形で喰魂になった者は悪の喰魂になる確率が高いらしい。