基本魔力は魔法や能力を使用したり、特殊なアイテムを使用する際に利用する。
魔力は血と等しく、枯渇すると貧血を起こしたり、死に至ることもある。
この世界に住む存在には魔力の蓄積量と
1日辺りに回復する魔力量があり、魔力を持つものは皆魔力量の管理をする必要がある。 魔力量は回復量の限界値に達するとそれ以上回復することは無い。
回復力の蓄積量よりも回復量が多かった場合、魔石などを使用して一日に1、2回ほど魔力を体外に出さなくてはならない。
蓄積量を体内の魔力量が上回ると身体に大きな悪影響を及ぼし、最悪死に至る場合もある。
これらの悪影響は"魔力の毒"と呼ばれている。
詳細→魔力の毒について
この世界における血液型もとい血統IDは
主属性-魔力系統で表記される。
例1:火属性の攻撃:F-AA
例2:水属性の防御&回復:W-PH
※魔力系統が複数の場合はメインの系統の記号が先に表記される。
表記は以下の通りである。
・属性 ・魔力系統
火…F 攻撃…A
水…W 増強…B
氷…I 回復…H
風…V 防御…P
森…T 負荷…C
闇…D その他…O
雷…S
光…L
無…N
基本的に魔力には適正の属性や魔力系統が存在する。時には2属性や全属性適性があったり、魔力系統も3種以上適正があったりする。
それぞれの説明については下記を参照。なお得意属性を操る際には自身が生み出した魔法や、その魔法の対象に当てはまらない場合のみ影響を受けない。
属性
火…火を生み出して操ることが出来る。その他熱を発してものを溶かすことを得意とする属性。
水…水を生み出して操ることが出来る。液状の物体を自由に操ることを得意とする属性。
氷…氷を生み出して操ることが出来る。冷気を操り、あらゆるものを凍らせることを得意とする属性。
風…風を生み出して操ることが出来る。風に乗って速度を早めたり、時には刃として操ることを得意とする属性。
森…木や花の種を生み出し、成長を加速させることが出来る。成長させた植物を自在に操ることを得意とする属性。
闇…毒や闇を生み出して操ることが出来る。人を傷つけるものが多く、破壊や呪いを得意とする属性。
雷…雷を生み出して操ることが出来る。ハッキング等の機器制御や妨害を得意とする属性。
光…光を生み出して操ることが出来る。人命を守るものが多く、治癒や解呪を得意とする属性。
無…得意属性を持たない、もしくは物理を得意とする属性。
魔力系統
攻撃…攻撃や破壊に特化した魔力系統。
増強…強化や支援魔法に特化した魔力系統。
回復…治癒に特化した魔力系統。魔力吸収もこれに含まれる。
防御…防御に特化した魔力系統。魔力でシールドを張ることができる。
負荷…弱体化に特化した魔力系統。相手の動きを制限することが出来る。
その他…魔法や能力を使えない者に与えられる系統。
この物語において世界の行く末を見守っている遥か天上に存在するもの。朝、昼をまばゆく照らす太陽と夜を優しく照らす月は始祖達ですら誕生を知らぬ概念(創概)である。その2つは人々の生活を豊かにさせ、時には多大な力を与えるという。
この世界における概念であり、はるか天井に存在する膨大な魔力と魂の塊。それらは全て異界にて存在していたとある大罪人や偉人で、異界渡りを経験した者であり、宇宙に還ることで真の"神"となったものである。
"太陽"や"月"は創概に含まれ、それぞれ異界で世界を大きく揺らがした存在だった者達。
詳細→太陽と月の人間時代
かつて無数にある世界のどこかで生きた者が、何かしらの理由によって世界から忘れられる、もしくは追放されたことでその世界で生きられなくなり、別世界(異界)に引き込まれることで再び一般的な生活を取り戻すこと。これらは全て"旅"の創概が作り出したシステムと言われている。
この世界においての"魂"は、体や自我、能力などを生成するものであり、生命の核となるものである。
魂に全ての記憶、罪が記録され、保持される。
本来は転生時に魂の記憶を"リセット"する決まりである。しかし罪咎世界の始祖たる忘却の神<レーテー>の大罪により忘却の権能は潰えた。そのため"リセット"が出来なくなり、"封印"という形で記憶を管理している。
魂が産まれ、眠る場所とされる"最果ての地"にて"封印"は行われるが、転生時に何かしらの干渉を受けたり前世に結びつく出来事が起これば記憶は蘇り、魂は本来の力を取り戻す。
物語の舞台となる罪咎、贖罪世界では13月を1年としている。
一月につき28日周期。それに加えて断罪の日と呼ばれる、年末にあたる日が1日あり、合わせて365日周期となる。
月の名前はそれぞれかつての始祖神の権能をもとにされている。
以下画像はファルディラス暦カレンダーに私達の世界の暦(グレゴリオ暦)を比較用に並べたもの。